良いチームは、スキルだけではつくれない。最後に差がつくのは「利他の精神」だ

システム開発や新規事業の現場では、よく「優秀な人材を集めれば、良いチームができる」と言われます。
確かに、技術力は重要です。
AIに詳しい。システム設計ができる。プロジェクトマネジメントの経験がある。大規模開発に携わったことがある。
こうした経験やスキルは、プロジェクトを成功させるうえで欠かせません。
しかし、私自身、これまでさまざまなプロジェクトや事業に関わってきて感じることがあります。
それは、
「利他の精神がないチームに、本当に良いチームはつくれない」
ということです。
どれだけ優秀な人を集めても、一人ひとりが「自分の仕事だけ終わればいい」と考えていたら、プロジェクトは強くなりません。
逆に、多少役割が違っても、
「このプロジェクトを成功させるためには何が必要か」
「クライアントの事業を伸ばすためには何をすべきか」
「困っている人がいるなら、自分にできることはないか」
と考えられる人が集まったチームは強い。
Tomorrow Future(TF)が大切にしているのは、まさにこの部分です。
利他の精神は、研修だけでは身につかない
では、「利他の精神」はどうすれば生まれるのでしょうか。
会社のValueに「仲間を大切にしよう」と書けば生まれるのでしょうか。
研修をすれば身につくのでしょうか。
私は、そんなに簡単なものではないと思っています。
利他の精神は、自分自身が苦労した経験から生まれることが多い。
事業が思うように進まなかった経験。
売上が上がらなかった経験。
資金繰りを考えた経験。
顧客から厳しい要求を受けた経験。
プロジェクトが炎上した経験。
自分で意思決定し、その結果に責任を持った経験。
誰かに守られている立場ではなく、自分自身で問題を解決しなければならなかった経験。
そうした経験をしてきた人ほど、相手が困っている状況を想像できるようになります。
「大変ですね」と言葉で共感するだけではありません。
相手の立場に立って、
「だったら、ここまでやりましょう」
と行動できる。
私は、これが本当の意味での利他だと思っています。
TFのメンバーには「自分で背負った経験」がある
TFの特徴の一つは、単純にシステム開発の経験があるメンバーだけで構成されているわけではないことです。
自分自身で事業や組織を動かした経験がある。
お金を管理した経験がある。
売上や利益について考えた経験がある。
顧客と直接向き合った経験がある。
プロジェクトを最後まで進めた経験がある。
そして、うまくいった経験だけではなく、思い通りにならない状況の中でハードワークしてきたメンバーがいる。
この経験は非常に大きいと思っています。
例えば、経営者から、
「このシステムを作りたい」
と言われたとき。
単純に、
「では、要件をください」
とはなりません。
なぜ作るのか。
本当に作る必要があるのか。
誰が使うのか。
売上につながるのか。
業務効率化につながるのか。
運用する人は誰なのか。
予算に対して投資対効果が合うのか。
そもそも今やるべきなのか。
こうしたことまで一緒に考えます。
なぜなら、自分たち自身も経営や事業を経験しているからです。
システムを作ることが目的ではなく、事業を前に進めることが目的だと理解しています。
「伴走します」は、もう差別化ではない
最近、多くのシステム開発会社やコンサルティング会社のWebサイトを見ると、
「お客様に伴走します」
という言葉をよく見かけます。
もちろん、それ自体は素晴らしいことだと思います。
しかし、TFでは、
「クライアントと一緒に課題に向き合う」
こと自体は、特別なことだとは考えていません。
むしろ当たり前です。
クライアントの課題を理解する。
必要なら経営者とも話す。
現場とも話す。
開発チームとも話す。
ベトナムのエンジニアとも調整する。
プロジェクトの問題があれば整理する。
事業側とシステム側の認識がズレていれば間に入る。
場合によっては、そもそもの企画自体を見直す。
ここまでやって、ようやくプロジェクトメンバーだと考えています。
「契約範囲ではありません」
「それは弊社の担当ではありません」
もちろん契約上の整理は必要です。
しかし、プロジェクトが困っているにもかかわらず、最初から自分たちの役割だけを線引きする組織では、本当に良い仕事はできないと思っています。
まず課題を解決する。
そのあと必要であれば役割や契約を整理する。
TFには、その順番で考えるメンバーが多くいます。
AI時代だからこそ、「人間性」の価値が上がっていく
生成AIの登場によって、システム開発の世界は大きく変わりました。
プログラミング。
仕様書作成。
テストケース作成。
調査。
データ分析。
ドキュメント作成。
これまで人間が時間をかけて行ってきた作業の多くを、AIが支援できるようになっています。
これからAI駆動開発が広がれば、開発スピードはさらに上がるでしょう。
開発コストも下がっていくはずです。
だからこそ、私は逆に「人」の価値が上がると考えています。
ただコードを書く人の価値ではありません。
問題を発見できる人。
相手の立場を理解できる人。
事業を理解できる人。
難しい意思決定ができる人。
責任を引き受けられる人。
困っているメンバーを助けられる人。
そして、自分の利益だけではなく、クライアントやチーム全体の成功を考えられる人。
AIが進化すればするほど、この部分は重要になります。
ベトナムオフショア開発も「人数」だけでは成功しない
これはベトナムオフショア開発でも同じです。
「ベトナムのエンジニアを10人用意できます」
「日本より安い単価で開発できます」
これだけでは、これからのオフショア開発は成立しにくくなると思っています。
生成AIによって開発生産性が上がれば、単純な開発人数そのものの価値は下がっていきます。
それよりも重要になるのは、
何を作るのか。
なぜ作るのか。
どこまで作るのか。
どういう体制で進めるのか。
日本側とベトナム側をどうつなぐのか。
問題が起きたとき誰が責任を持つのか。
リリース後にどう改善していくのか。
こうしたことを一緒に考えられるチームです。
TFでは、日本側のPM・PMOとベトナムの開発チームを組み合わせながら、企画、要件定
義、設計、開発、テスト、運用改善まで支援しています。
しかし、私たちが提供している価値は「ベトナムの開発リソース」ではありません。
一緒に事業を前に進めるチームそのものです。
TFが提供したいのは「自分事として動くチーム」
TFが目指しているのは、大量のエンジニアを抱える会社ではありません。
何でもAIで作る会社でもありません。
単なるコンサルティング会社でもありません。
私たちが提供したいのは、
「クライアントの課題を自分事として考え、最後まで前に進めるチーム」
です。
新規事業を立ち上げたい。
システムを刷新したい。
AIを活用したい。
ベトナムオフショア開発を始めたい。
オフショア開発を導入しているけれどうまくいっていない。
プロジェクトが遅れている。
要件定義から相談したい。
開発会社から見積もりをもらったが、それが適正なのか分からない。
経営課題はあるけれど、そもそも何から手をつければいいか分からない。
こうした相談でも構いません。
むしろ、課題がきれいに整理されていない段階から相談していただく方が、TFの価値を出しやすいと思っています。
最後は、人が人を助ける
AI時代になり、これから仕事の進め方はさらに変わっていきます。
システム開発の方法も変わる。
オフショア開発のあり方も変わる。
コンサルティングの価値も変わる。
それでも最後に残るのは、
「誰と一緒に仕事をするか」
だと思っています。
困ったときに助けてくれる人。
問題が起きたとき逃げない人。
自分の担当領域を超えて考えてくれる人。
事業の成功を一緒に喜んでくれる人。
そういう人が集まることで、強いチームができる。
そして、そういう組織だからこそ、クライアントに長く必要としてもらえる。
TFが提供したい価値は、まさにそこにあります。
技術やAIはこれからも進化します。
開発手法も変わります。
しかし、
「相手の成功のために、自分は何ができるのか」
を考える姿勢は変わりません。
利他の精神を持ったメンバーが集まり、クライアントと一緒に課題に向き合い、事業を前に進める。
それがTomorrow Futureのチームです。
システム開発、新規事業、AI活用、ベトナムオフショア開発などで、
「何から相談すればいいかすら分からない」
という状態でも、ぜひ気軽にご相談ください。
課題を整理するところから、一緒に考えます。




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