AI時代にベトナムオフショア開発会社が生き残る方法
- Daisuke Neigisi
- 6月4日
- 読了時間: 3分
AIの急速な進化がもたらす変化は、世界のあらゆる産業に波及しています。特にシステム開発の分野では、「早く・安く・高品質」がこれまで以上に求められ、オフショア開発の立ち位置も問われる時代がやってきました。
では、AI時代において、ベトナムのオフショア開発会社はどう生き残るべきなのでしょうか?
そして、日本企業はどう付き合っていくべきなのでしょうか?
私たちはこの問いに、現場で20年にわたり日越を行き来してきたリアルな経験と知見で答えを出し続けてきました。
なぜ今、ベトナムオフショア開発が問われているのか?
かつて、オフショア開発といえば「コスト削減」が最大の魅力でした。
しかし、現在はそれだけでは競争力を維持できません。AIによるコード自動生成、ノーコード・ローコードツールの進化により、単純な開発作業は国内外問わず自動化されつつあります。
つまり「ただ安い」だけの開発拠点は淘汰されていくということです。
生き残るベトナム開発会社に共通する3つの条件
1. 上流工程に対応できる人材がいる
要件定義、仕様整理、プロジェクト設計といった上流工程に強い人材がチーム内にいるかどうかが明暗を分けます。日本語での高度なコミュニケーション力とITビジネスの理解を持ったブリッジ人材の存在が鍵です。
2. 日本側PMとのハイブリッド体制
現地チームだけに任せず、日本側でプロジェクトマネージャーが責任を持ち、進捗・品質をコントロールできる体制が不可欠です。この「二重構造」がクオリティの保証となります。
3. AIツールとの共存・活用
AIツールを積極的に取り入れ、コードレビューや設計チェック、テスト自動化などに活かすことで、人的リソースでは実現できないレベルの品質とスピードを確保します。
TomorrowFutureが提供する“これからのオフショア開発”
私たちTomorrowFuture株式会社は、ベトナムに独自の現地ネットワークを持ち、上流から運用監視までを一気通貫で支援できる体制を整えています。単なるブリッジSEではなく、AIとプロフェッショナルPMのハイブリッド体制を構築しており、すでに多くの企業様からご相談・導入実績をいただいています。
たとえば、「ベトナムオフショアで何度も失敗したが、再チャレンジしたい」という企業様には、プロジェクト設計からマネジメント体制の見直しまで、現実的かつ実行可能なスキームを提案しています。
まとめ:AI時代に生き残るのは「組み合わせがうまい会社」
AIを恐れる必要はありません。むしろ、それを使いこなすことこそが生き残る道です。
ベトナムのオフショア開発会社がAI時代に生き残るためには、AI・日本側PM・現地開発チームの3要素をバランスよく組み合わせる必要があります。私たちはその「つなぎ手」として、貴社のプロジェクト成功を支援します。
「もう失敗したくない」そう思ったら、ぜひ一度ご相談ください。
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