AI時代でも“要件定義”は人間がやるべき理由
- Daisuke Neigisi

- 2025年7月24日
- 読了時間: 2分
ChatGPTや生成AIが登場し、「人間の仕事がAIに取って代わられる」と言われて久しいですが、私たちは声を大にして言いたい。
要件定義だけは、絶対に人間がやるべきだと。
なぜなら、要件定義とは単なる「仕様の説明」ではなく、「ビジネスの意図を翻訳し、チーム全体に正しく伝える」極めて人間的な営みだからです。
要件定義は“翻訳”ではない、“共創”である
例えば「ユーザーが使いやすい管理画面をつくりたい」という要望一つとっても、どこに「使いやすさ」を感じるかは人によって異なります。
経営層、現場担当者、エンジニア、デザイナー、さらには最終ユーザー。すべてのステークホルダーの声を聞き、擦り合わせ、優先順位を整理する作業は、AIにはまだ難しい領域です。
このプロセスは、ただの情報収集ではなく、“共創”そのもの。対話によって生まれる気づき、信頼関係、そして意思決定の過程は、まさに人間の強みです。
ベトナムオフショア開発でも“要件定義”は日本側が握るべき
私たちは、ベトナムオフショア開発を数多く成功に導いてきた中で、プロジェクトが失敗する最大の原因は「要件の曖昧さ」にあると断言できます。
「仕様書を書けば伝わるだろう」「英語が通じるから大丈夫」──そんな幻想を抱いたままスタートしてしまうと、齟齬が生まれ、手戻りが発生し、コストも納期も膨らみます。
逆に、日本側がビジネス視点を持って要件定義を行い、開発側が迷わず動けるような“地図”を用意できれば、ベトナムチームはその力を最大限に発揮できます。
AI時代こそ、人間の“対話力”と“想像力”が価値になる
AIはあくまで補助ツールです。情報の整理やコードの生成には優れていますが、「そもそも何を作るべきか?」という問いには答えられません。
ビジネス課題を深く理解し、本質を捉え、必要な機能と不要な機能を見極める。この能力こそが、人間がAI時代においても担うべき“最後の砦”です。
Tomorrow Future株式会社では、ベトナムの優秀な開発力と、日本側の戦略的な要件定義力を掛け合わせたハイブリッド型の開発体制を強みに、数多くの成功事例を築いてきました。
オフショア開発でお悩みの方、新規事業で迷っている方、ぜひ一度ご相談ください。




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