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オフショア開発の地雷:日本人が段取りしない会社

  • 執筆者の写真: Daisuke Neigisi
    Daisuke Neigisi
  • 10月1日
  • 読了時間: 3分
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ベトナムをはじめとした海外オフショア開発は、コスト削減とスピード感ある開発を実現する手段として、多くの企業から注目されています。


しかし、実際に取り組んでみると「思ったほど成果が出ない」「想定以上に手戻りが多い」といった声をよく耳にします。


なぜ、こうした問題が起こるのでしょうか?


その答えの一つが 「日本人が段取りをしない会社に発注してしまう」 という点にあります。


この記事では、オフショア開発における段取りの重要性、よくある失敗事例、そして成功に導くためのポイントについて解説します。


なぜ「段取り」がオフショア開発の成否を分けるのか

日本のシステム開発プロジェクトは、品質基準や顧客要求の厳しさゆえに、段取り力=プロジェクト成功率 と言っても過言ではありません。

ところが、オフショア開発では次のようなギャップが生まれます。


  • 文化の違い:日本の暗黙知や期待値をそのまま海外に伝えても理解されにくい

  • 言語の違い:細かいニュアンスや前提条件が正しく伝わらない

  • 経験の違い:現地チームは優秀でも、日本式の工程管理に不慣れなケースが多い


このギャップを埋めるのが「日本人による段取り」なのです。


典型的な失敗事例

① 要件が曖昧なまま開発スタート

「とりあえず作ってもらえばいい」と丸投げした結果、完成物が期待と大きくズレる。修正コストが膨大に。

② 納期だけを優先

「安く早く仕上げたい」だけを重視すると、品質が犠牲になり結局リリースできない

③ 日本人の管理者がいない

現場はベトナム側に任せきり。仕様調整・段取り不足で手戻りが連発。最悪の場合、関係性が悪化。


成功する会社の共通点

オフショア開発に成功している企業には、共通点があります。

  1. 日本人マネージャーが段取りをリードしている

    • 要件定義、設計、テスト計画など、事前の仕込みを徹底。

  2. 現地チームとの橋渡し役が存在する

    • 言語・文化のギャップを埋め、スムーズなコミュニケーションを確保。

  3. 企画から運用まで一気通貫で相談できる体制

    • 丸投げではなく、段階ごとに伴走支援が可能。


なぜ「日本人が段取りしない会社」に注意すべきか

一見、開発コストが安く見える会社でも、日本人による段取りが欠けていると、結果的に以下の問題が発生します。


  • 修正工数でコスト超過

  • 納期遅延によるビジネス機会損失

  • 信頼関係の崩壊


つまり、最初に数百万円のコストを削減したつもりが、最終的には数千万円の損失に繋がるケースも珍しくありません。


私たちTomorrowFutureの役割

私たちTomorrowFuture株式会社は、日本人による段取り力を最大の強みとしています。

  • ベトナムの優秀なエンジニアチームと連携

  • 日本式の段取りで要件定義から運用監視まで一気通貫サポート

  • 新規事業やスタートアップ支援の豊富な実績


「どう始めたらいいかわからない」

「すでにオフショア開発をやっているが成果が出ない」

そんな企業様にこそ、ぜひ一度ご相談いただきたいと考えています。


まとめ

オフショア開発の最大の地雷は、「日本人が段取りをしない会社に発注すること」


  • 要件を明確化する段取り

  • 文化や言語の違いを埋める段取り

  • 品質と納期を守る段取り


これらを徹底できるパートナーを選ぶことで、オフショア開発は企業の成長を大きく後押しします。


もし少しでも不安を感じたら、まずは無料相談から始めてみませんか?

失敗事例から学び、成功の道を共に歩みましょう。


👉 TomorrowFuture株式会社



 
 
 

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