AI駆動開発会社と弊社の違い
- Daisuke Neigisi

- 4 日前
- 読了時間: 4分
――「速さ」と「安さ」に惹かれたあと、最後に効いてくる“勝ち筋”の話
最近、「AI駆動開発」を掲げる開発会社が増えています。見積りが早い、提案が早い、開発も早い。スピード感のある言葉が並ぶほど、経営者や事業責任者にとっては魅力的に映ります。
ただ現場で何度も見てきたのは、こういう構図です。
作るところまでは早い
でも、合意形成・運用・統制で止まる
結果、安かったはずなのに高くつく
この記事では、AI駆動開発会社(以下「A社」とします)と、TomorrowFuture(以下「TF」)の違いを、できるだけ大衆向けにわかりやすく整理します。
まず、A社(AI駆動開発会社)が評価される理由
A社の魅力はシンプルです。
1)意思決定が早くなる
「概算」「たたき台」「プロトタイプ」がすぐ出てくると、会議が進みます。“何から始めればいい?”が解消されるのが強い。
2)初期費用が抑えやすい
AIや自動化の活用で、要件整理・設計・テストなどの工数を圧縮しやすい。特に「型がある開発」ほど効きます。
3)スピードで勝負できる
短期で形にして、ユーザーに当てて、改善する。MVP(最小限の試作品)との相性も良いです。
でも、AIだけでは詰まりやすい“現実の壁”がある
ここからが本題です。AI駆動開発が悪いわけではありません。むしろ武器です。
ただし、失敗できない開発ほど、AIだけでは崩れやすいポイントがあります。
壁1:社内の合意形成(関係者が多いほど難しい)
仕様は正しくても、社内で「それ本当にやる?」がまとまらないと前に進みません。特に大企業や複数部署が絡む案件は、合意形成こそが難所です。
壁2:レガシー・移行(基幹刷新/データ移行/複雑連携)
本当に怖いのは、見えない例外と暗黙知。データの汚れ、古いシステムの癖、現場運用の裏ルール。ここは「設計力」だけでなく「泥臭い勝ち切り力」が必要になります。
壁3:ガバナンス(監査・統制・セキュリティ)
IPO準備や内部統制、監査対応が絡むと、求められる品質の種類が変わります。「動けばOK」ではなく、「証跡が残り、責任分界が明確で、説明できること」が必須。
壁4:運用(作って終わりでは価値にならない)
実務では、リリースしてからがスタートです。障害、改修、監視、性能、問い合わせ対応。運用の設計が弱いと、現場の負担が跳ね上がります。
結論:A社が刺さるのは「初期の痛み」
TFが刺さるのは「最後の痛み」ざっくり言うと、得意領域が違います。
A社:早く・安く“前に進む”
TF:止まらずに“最後まで勝ち切る”
AI駆動開発が「加速装置」だとしたら、TFは「ブレーキとハンドル」まで含めた設計をします。
TFの特徴:派手じゃない。でも強い(そして事故らない)
TFが大事にしているのは、開発そのものよりも「失敗を防ぐ設計」です。
1)見積りではなく「投資判断の勝率」を上げる
概算の数字だけ出しても、意思決定は進みません。TFは、稟議・承認で必要になる“判断材料”をセットで整えます。
目的・KPI(何のためにやるのか)
スコープ(どこまでやるのか)
リスク(何が起きそうか)
代替案(A案/B案の比較)
段階投資(小さく始めて勝ち筋確認→拡張)
結果として、「途中でやめる」「やり直す」を減らします。
2)複雑案件に強い(現場と技術の翻訳)
要件が曖昧なまま進むと、必ず手戻りします。TFは、企画・現場運用・技術の間を翻訳して、最初に“ズレ”を潰します。
3)運用まで含めた設計(止めない仕組み)
「作ったら終わり」ではなく、運用監視・改善まで含めて、事業が回り続ける形を作ります。
比較表(ざっくり理解用)
比較軸 | A社(AI駆動開発会社) | TF(TomorrowFuture) |
目的 | 早く・安く作る | 失敗せずに価値を出し続ける |
得意 | 型がある開発/短期MVP | 複雑案件/合意形成/運用・統制 |
リスク | 要件のズレ・運用で崩れる | 設計で潰してから進める |
ガバナンス | 基本対応が中心 | 監査・統制を前提に設計 |
運用 | スポット支援になりがち | 継続運用・改善まで一気通貫 |
どっちを選ぶべき?(ケース別)
A社が合うケース
仕様が固まっている
とにかく早く形にしたい(短期MVP)
まず概算と叩き台が欲しい
TFが合うケース
ベトナムオフショアを使いたいが進め方が分からない
使っているが、手戻り・品質・コミュニケーションで詰んでいる
新規事業を立ち上げたいが、要件定義で止まっている
企画〜運用まで一気通貫で任せたい
統制・セキュリティ・監査が絡む
データ移行や複雑連携がある(ここが一番危ない)
最後に:本当に安いのは「失敗しないこと」
開発費が安くても、手戻り・炎上・運用崩壊で“総額”が跳ね上がるケースは珍しくありません。
だからTFは、こう考えています。
「早さ」も大事。でも、最後に勝つのは「止まらない設計」と「やり切る体制」。
AI駆動開発を否定しません。むしろ活用します。ただ、AIだけでは埋まらない“現実の壁”まで含めて、最後まで伴走する。それがTFの仕事です。
お問い合わせ先
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TomorrowFuture株式会社
根岸 大輔070-2021-7382
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