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テト明けは人が辞める、変わる時期

執筆者の写真: Daisuke NeigisiDaisuke Neigisi

ベトナムオフショア開発の離職リスクを回避する方法

2月になると、ベトナムでは多くのエンジニアやキーパーソンが転職する時期に入ります。長年この現象を見てきた私は、もはや驚くことはありません。


しかし、初めてベトナムオフショア開発を利用する企業にとっては、大きなリスクとなり得ます。


特にテト(旧正月)ボーナスを受け取った後、すぐに辞めるのは一般的な流れ。信頼関係を築いた右腕のような存在でも、あっさりと退職してしまうのがベトナムの転職市場の現実です。日本でも「退職代行」が増えていますが、ベトナムでは転職はさらに日常的なもの。拝金主義が強く、より良い条件を求めて移ることが当たり前なのです。


では、企業側はどう対応すべきか?


属人化を排除し、仕組み化で対応せよ

組織の属人化は、ビジネスにとって大きなリスクです。特にベトナムオフショア開発では、一部のキーパーソンに依存すると、突然の離職でプロジェクトが崩壊する可能性があります。そのため、属人化せず、標準化・仕組み化することが重要です。


具体的な対応策:

テト前のボーナス査定で、誰を残すべきか明確にする

ドキュメント化を徹底し、ナレッジを共有する

チーム運営を属人化させず、複数人で役割を分担する

開発体制を見直し、特定の個人に依存しない組織作りをする


この対応を事前に整えておけば、テト明けの大量離職にも焦る必要はなくなります。

また、これは開発を委託する企業側にも影響する問題です。開発チームの属人化を防ぐことで、安定したプロジェクト運営が可能になります。


ベトナムオフショア開発でお困りの企業様、ぜひTomorrowFuture株式会社にご相談ください。長年の経験をもとに、最適な体制構築をサポートいたします。


 
 
 

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