ベトナム人の履歴書は「1社の就業期間」を見よ
- Daisuke Neigisi

- 3月25日
- 読了時間: 4分
ベトナムオフショア開発を検討している企業、あるいは既に活用している企業から、よくこんな相談をいただきます。
「優秀なエンジニアの見分け方がわからない」「履歴書を見ても判断基準がない」「採用してもすぐ辞めてしまう」
結論から言います。
ベトナム人エンジニアの履歴書で最も重要なのは、“1社あたりの就業期間”です。
これは単なる採用の話ではなく、**プロジェクト成功率を大きく左右する“本質的な判断軸”**です。
なぜ「就業期間」が重要なのか?
日本企業はどうしても以下を見がちです。
・学歴・スキル(言語・フレームワーク)・プロジェクト経験
もちろんこれらも重要です。
しかし、オフショア開発においてはそれ以上に重要なのが、
「継続して価値を出せる人材かどうか」
です。
そして、それを最もシンプルに表すのが、
👉 1社でどれだけ働いているか
なのです。
ベトナム市場のリアル:転職は当たり前
まず前提として理解すべきことがあります。
ベトナムIT市場は、
超売り手市場です。
・優秀なエンジニアは引く手あまた・給与アップのための転職は一般的・キャリアアップ=
転職という文化
つまり、
👉 転職していること自体は問題ではありません
ここを誤解すると、良い人材を取り逃します。
本当に見るべきは「転職回数」ではない
重要なのは回数ではなく、
👉 1社あたりの在籍期間
です。
例えば以下の2人がいたとします。
ケース①
・3社経験・すべて2年以上在籍
ケース②
・5社経験・すべて6ヶ月以内で退職
どちらが安定しているかは明白です。
就業期間が示す「3つの本質」
① プロジェクト完遂力
システム開発は短期では終わりません。
・要件定義・設計・開発・テスト・運用
これらを経験するには最低でも1〜2年は必要です。
👉 長く在籍している人材ほど「やり切った経験」がある
② チーム適応力
開発はチーム戦です。
・コミュニケーション・レビュー文化・役割理解
短期離職を繰り返す人は、
👉 チームにフィットできていない可能性が高い
③ 成長の深さ
エンジニアの価値は、
「どれだけ深く理解しているか」
で決まります。
短期で転職を繰り返す場合、
👉 表面的なスキルに留まるケースが多い
オフショア開発でよくある失敗パターン
これは多くの企業が経験しています。
・単価だけで人材を選ぶ・スキルシートだけで判断する・短期的な即戦力を求める
その結果…
👉 プロジェクトが回らない👉 品質が安定しない👉 メンバーがすぐ抜ける
これは構造的な問題です。
TFが重視する採用・体制構築の考え方
TomorrowFuture株式会社(TF)では、
単なる「人材提供」は行いません。
重要なのは、
👉 プロジェクトが成功する体制を作ること
です。
その中で、以下を徹底しています。
・就業期間をベースにした人材選定・長期稼働前提のチーム設計・日本側PM/PMOによる統制・継続運用を前提とした体制構築
これは単なるオフショアではなく、
👉 “失敗しない開発”のための仕組みです
これからのオフショア開発に必要な視点
これからの時代、
単純なコスト削減型オフショアは限界を迎えます。
重要なのは、
・継続性・安定性・再現性
つまり、
👉 “人”ではなく“仕組み”で勝つこと
です。
そして、その第一歩が、
👉 履歴書の見方を変えること
です。
まとめ
ベトナム人エンジニアの履歴書を見るときは、
以下を必ず確認してください。
✔ 転職回数ではなく「1社の在籍期間」✔ 最低1〜2年の継続経験があるか✔ プロジェクトをやり切っているか
この視点だけで、
👉 人材の見極め精度は一気に上がります
最後に
オフショア開発は、
「安く作る手段」ではありません。
👉 事業を成功させるための投資です
だからこそ、
・人材の見極め・体制設計・開発プロセス
すべてが重要になります。
もし、
「どのように体制を作ればいいかわからない」「今のオフショアがうまくいっていない」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
TomorrowFuture株式会社代表:根岸 大輔📞 070-2021-7382📩 daisuke.negishi@tomorrowfuture.co.jp




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