なぜTFのベトナム拠点は、離職率が低く「当事者意識」が高いのか?——人格者経営の輸出
- Daisuke Neigisi

- 7 日前
- 読了時間: 8分
ベトナムオフショア開発を活用したい。しかし、実際に始めてみると、こんな悩みにぶつかる企業は少なくありません。
・担当者がすぐ辞めてしまう
・引き継ぎのたびに品質が落ちる
・言われたことしかやらない
・日本側が細かく指示しないと進まない
・結果として、安いはずのオフショアが高くつく
これは、ベトナムオフショア開発そのものが悪いのではありません。多くの場合、原因は「開発体制」ではなく「経営の輸出」に失敗していることにあります。
Tomorrow Future株式会社(以下、TF)は、単に日本の仕事をベトナムに流す会社ではありません。企画、要件定義、システム開発、運用監視までを一気通貫で支える中で、日本とベトナムの間にある見えない断絶を埋めることに強みを持っています。
その中でも、よく驚かれるのが、TFが運営するベトナム拠点の「離職率の低さ」と「当事者意識の高さ」です。
なぜ、同じベトナムでも、ある会社では人が定着せず、ある会社では現場が自走するのか。その答えは、仕組みだけではありません。
根本にあるのは、代表・根岸大輔の人間性を軸にした経営そのものです。
ベトナムオフショア開発がうまくいかない本当の理由
ベトナムオフショア開発が失敗する時、多くの企業は「スキル不足」や「言語の壁」を原因に挙げます。もちろん、それらも要因のひとつです。
しかし、実際に深く見ると、もっと本質的な問題があります。
それは、現地メンバーが「ただの下請け」になってしまっていることです。
言われたことだけをやる。背景は知らされない。判断はすべて日本側。評価は曖昧。問題が起きると現場責任にされる。
この状態で、当事者意識が育つはずがありません。むしろ、優秀な人ほど「ここにいても成長できない」と判断して辞めていきます。
つまり、離職率の高さは、採用の問題ではなく、経営の問題です。
TFが考える「オフショア成功」の定義
TFは、ベトナムオフショア開発を単なるコスト削減手段だと考えていません。
本当に価値があるのは、コストを下げながら、品質を保ち、スピードを上げ、しかも組織が継続的に強くなることです。
そのためには、ベトナム拠点を「安い開発部隊」として扱ってはいけません。顧客の事業を共に背負う、もう一つの中核組織として運営する必要があります。
TFが実践しているのは、まさにこの考え方です。
ベトナム人エンジニアを単なる工数として見ない。日本側の都合だけで振り回さない。現地メンバーにも目的を共有し、意見を求め、責任ある役割を持ってもらう。
この積み重ねが、低い離職率と高い当事者意識につながっています。
なぜTFのベトナム拠点は離職率が低いのか
ここで重要なのは、福利厚生や制度の話だけではないということです。もちろん、働きやすい環境整備は大切です。
しかし、それだけで人は定着しません。
人が長く働きたいと思うのは、「この人と働きたい」「この会社で頑張る意味がある」「ここなら誠実に扱ってもらえる」と感じるからです。
TFのベトナム拠点において、その中心にあるのが、代表・根岸大輔の姿勢です。
1. 人を“リソース”ではなく“仲間”として見る
多くの会社が、エンジニアを数字で見ます。何人月か。単価はいくらか。稼働率はどうか。
もちろん経営上、それは必要です。しかし、それだけで人は動きません。
根岸は、相手を一人の人間として見ることを徹底しています。得意なこと、苦手なこと、これから伸ばしたいこと、今抱えている不安まで含めて向き合う。だから、現地メンバーは「使われている」のではなく、「期待されている」と感じるのです。
この違いは大きいです。
期待されている人は、残ります。信頼されている人は、自ら考えます。
2. 約束を守る。ごまかさない。責任を逃げない
国をまたぐ組織運営では、小さな不信感が大きな断絶を生みます。
説明が曖昧評価が不透明言っていたことが変わる問題が起きた時だけ厳しくなる
こうした積み重ねが、離職の引き金になります。
TFでは、根岸自身がこの逆を徹底しています。約束したことは守る。難しいことは難しいと正直に言う。現場だけに責任を押し付けない。問題が起きた時こそ、前に立つ。
この姿勢は、言葉よりも強く組織に伝わります。そして、現地メンバーの中に「この会社は信用できる」という空気をつくります。
離職率が低い組織の共通点は、制度の豪華さではありません。経営への信頼です。
3. 仕事の意味まで共有する
当事者意識が低い組織は、なぜその仕事をやるのかが共有されていません。
ただタスクが降ってくる。期限だけ決まっている。背景も顧客の事情もわからない。
これでは、自分の仕事が点で終わります。
TFでは、単なる指示伝達ではなく、「この機能は何のために必要なのか」「顧客は何に困っているのか」「この判断が事業にどう影響するのか」まで共有することを重視します。
意味が見えると、仕事は作業ではなくなります。すると、メンバーは自分の頭で考え始めます。改善提案が出る。品質へのこだわりが生まれる。問題を早めに知らせてくれる。
これが、TFのベトナム拠点で当事者意識が高い理由です。
4. 厳しさと優しさのバランスがある
誤解してはいけないのは、人格者経営とは、ただ優しいだけの経営ではないということです。
本当に信頼されるリーダーは、必要な時には厳しい判断もします。ただし、その厳しさに私心がない。感情で振り回さない。相手の尊厳を傷つけない。
根岸の経営は、ここに特徴があります。
甘やかすのではない。突き放すのでもない。期待するからこそ任せる。任せるからこそ支える。
この一貫性があるから、現地メンバーは安心して挑戦できます。そして、挑戦できる組織は、辞めにくいのです。
「人格者経営の輸出」とは何か
TFがベトナムに輸出しているのは、開発工程だけではありません。日本式マネジメントの表面だけでもありません。
輸出しているのは、信頼を土台にした経営そのものです。
・相手を尊重する
・誠実に説明する
・責任を持って向き合う
・成長機会を本気でつくる
・現場を消耗品として扱わない
この価値観が、ベトナム拠点の運営にまで浸透している。だから、TFのオフショア開発は、単なる外注管理で終わりません。
現地チームが“自分ごと”として顧客の課題を考える。問題を隠さず、前向きに共有する。長く働き、知見が蓄積し、品質が安定する。
これこそが、TFの競争力です。
なぜこれは他社に真似されにくいのか
ここが最も重要です。
制度、評価項目、会議体、報告フォーマット。こうしたものは、真似できます。表面的な1on1も、ミッション共有も、スローガンも真似できます。
しかし、経営者の人間性は、簡単には真似できません。
苦しい時にどう振る舞うか。誰かが失敗した時にどう向き合うか。利益と信頼がぶつかった
時に何を優先するか。相手が自分より立場の弱い人でも敬意を払えるか。
こうした日々の判断の総和が、組織文化になります。
つまり、TFの強みは「制度が優れているから」だけではありません。その制度の背景にある、代表・根岸大輔の姿勢そのものにあります。
だからこそ、同じようにベトナム拠点を作っても、同じ結果にはなりません。人を大切にすることを、言葉ではなく行動で積み重ねられるかどうか。そこに、決定的な差が出ます。
顧客にとって何がメリットなのか
「離職率が低い」「当事者意識が高い」これは、単なる社内の美談ではありません。顧客にとって、極めて大きな価値です。
開発品質が安定する
担当者が定着するため、仕様理解や業務知識が蓄積されます。その結果、手戻りが減り、品質が安定します。
コミュニケーションコストが下がる
毎回ゼロから説明し直す必要がなくなります。日本側のPMや経営陣の負担も軽くなります。
改善提案が増える
受け身の開発ではなく、事業視点での提案が出るようになります。ただ作るだけのベンダーではなく、伴走するパートナーに変わります。
中長期の運用に強い
要件定義、設計、開発、運用監視まで一気通貫で支える上で、メンバーの定着は非常に重要です。人が残る組織は、保守運用フェーズでも強いのです。
こんな企業にこそ、TFは力になれます
TFは、次のような企業に特に相性が良いと考えています。
・ベトナムオフショア開発を活用したいが、進め方がわからない
・すでに活用しているが、離職や品質不安でうまくいっていない
・新規事業を立ち上げたいが、企画から開発まで一気通貫で任せたい
・システム開発をしたいが、要件定義や体制づくりから相談したい
・開発後の運用監視まで含めて、長く伴走してほしい
オフショア開発は、安ければ成功するわけではありません。むしろ、誰と、どんな思想で、どんな組織をつくるかで結果が決まります。
まとめ|オフショア開発の成否は、最後は“人”で決まる
ベトナムオフショア開発で本当に問われるのは、単価でも人数でもありません。
現地メンバーが定着するか。当事者意識を持てるか。顧客の事業を自分ごととして捉えられるか。
その土台になるのは、経営者の人間性です。
TFのベトナム拠点は、単なる低コスト開発拠点ではありません。代表・根岸大輔の誠実さ、責任感、相手を尊重する姿勢を土台にした、信頼の拠点です。
これが、離職率の低さにつながり、当事者意識の高さにつながり、結果として、顧客のプロジェクト成功確率を高めています。
仕組みだけでは再現できない。マニュアルだけでは輸出できない。だからこそ、TFの価値がある。
もし今、ベトナムオフショア開発の進め方に悩んでいるなら。あるいは、すでに取り組んでいるのに、思うような成果が出ていないなら。一度、「どこに発注するか」ではなく、「誰と組織をつくるか」という視点で見直してみてください。
TFは、その答えを一緒に考えるパートナーでありたいと思っています。
ご相談・お問い合わせ
TomorrowFuture株式会社
根岸 大輔
TEL:070-2021-7382




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