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朝のサーフィンが、経営判断の『ノイズ』を消してくれる。健康的であることは最強のリスク管理だ

  • 執筆者の写真: Daisuke Neigisi
    Daisuke Neigisi
  • 1 日前
  • 読了時間: 8分

経営をしていると、毎日たくさんの判断に追われます。


採用、営業、資金繰り、事業方針、顧客対応、チームづくり、開発体制、投資判断、撤退判断。


しかも、その多くは「正解がない判断」です。


数字だけを見れば合理的に見えることも、現場の空気を見れば違って見える。短期的には利益が出そうでも、長期的には会社の信用を失うかもしれない。挑戦すべき局面なのか、いったん守るべき局面なのか。


経営者は常に、答えのない問いに向き合っています。


そんな中で、私にとって朝のサーフィンは、単なる趣味ではありません。身体を動かし、自然の中に入り、波と向き合う時間は、経営判断の「ノイズ」を消してくれる大切な習慣で

す。


経営判断を狂わせるものは、情報不足だけではない

経営判断を間違える原因は、情報不足だけではありません。

むしろ、情報が多すぎることで判断が鈍ることもあります。


SNSを開けば、誰かの成功事例が流れてくる。AIの進化、資金調達、M&A、新規事業、海外展開、採用、組織論。毎日のように新しい情報が入ってきます。


もちろん情報を得ることは大事です。


ただ、情報が増えるほど、自分の中に余計なノイズも増えていきます。

「他社はもっと成長している」「自分たちは遅れているのではないか」「この判断で本当に合っているのか」「もっと大きく勝負すべきではないか」「逆に、今は守るべきではないか」

こうした感情が積み重なると、判断の軸がブレます。


本来見るべきものは、自社の顧客、自社のチーム、自社の財務、自社の強み、そして自分たちが向かう未来です。


でも、心と身体の状態が悪いと、他人のスピードや他社の成功に引っ張られてしまう。

だからこそ、経営者にとって健康であることは、単なる自己管理ではなく、最強のリスク管理だと思っています。


朝の海は、自分の状態をそのまま映し出す

朝、海に入ると、自分の状態がよくわかります。

寝不足の日は、波のタイミングが合わない。焦っている日は、無理に乗ろうとして失敗する。身体が重い日は、パドルが進まない。気持ちが散っている日は、目の前の波を見逃す。

サーフィンは、とても正直です。


ごまかしが効きません。


仕事では、多少無理をしても勢いで乗り切れることがあります。忙しいふりもできます。強気な言葉で自分を鼓舞することもできます。


でも、海の中ではそうはいきません。

自然は自分に合わせてくれません。波は自分の都合で来てくれません。焦っても、力んでも、良い波には乗れません。


だからこそ、海に入ると一度リセットされます。

自分はいま焦っているのか。身体は疲れているのか。思考が散らかっているのか。それとも、良い状態で目の前の波を待てているのか。


朝のサーフィンは、経営者としての自分の状態を確認する時間でもあります。


良い経営判断は、良いコンディションから生まれる

経営は、気合いだけでは続きません。

もちろん、踏ん張る時期はあります。寝る時間を削ってでも、やらなければならない局面もあります。経営者であれば、誰しもそういう時期を経験すると思います。


ただ、それを常態化させてはいけない。


常に疲れている。常に焦っている。常に怒っている。常に不安を抱えている。

その状態で良い判断をし続けるのは、かなり難しい。


経営判断とは、会社の未来を決める行為です。その判断をする人間のコンディションが悪ければ、当然、判断の質も落ちます。


開発の現場でも同じです。


要件定義が曖昧なまま進めば、後工程で大きな手戻りが発生します。プロジェクトの目的がブレていれば、どれだけ優秀なエンジニアを集めても成果は出ません。上流の判断が間違っていれば、開発コストも運用コストも膨らみます。

経営も同じです。


上流にある経営判断の質が、会社全体の成果を左右します。

だから私は、自分の身体と心の状態を整えることを、経営の重要な仕事の一つだと考えています。


健康的であることは、守りではなく攻めである

「健康」という言葉を聞くと、少し守りの印象を持つ人もいるかもしれません。

病気にならないため。疲れを溜めないため。長く働くため。


もちろんそれも大事です。


でも、経営者にとっての健康は、もっと攻めの要素が強いと思っています。

健康であれば、挑戦するエネルギーが湧いてきます。朝から前向きに動けます。困難な課題にも、落ち着いて向き合えます。人に対しても、余裕を持って接することができます。


逆に、身体が悪い状態だと、どうしても視野が狭くなります。

小さな問題に過剰に反応してしまう。相手の意図を悪く受け取ってしまう。短期的な損得だけで判断してしまう。本来なら挑戦できる場面で、守りに入りすぎてしまう。


これは会社にとって大きなリスクです。

経営者の状態は、会社の空気にそのまま伝わります。


経営者が前向きであれば、組織にも前向きな空気が生まれます。経営者が落ち着いていれば、チームも落ち着いて動けます。経営者が健康的であれば、会社全体にも健全なリズムが生まれます。


だから健康は、単なる個人の問題ではありません。

会社を前に進めるための、重要な経営資産です。


ポジティブは、無理に作るものではなく、整えることで生まれる

私は、世の中のみんなが少しでもポジティブになるきっかけを作りたいと思っています。

ただ、ポジティブでいることは、根性論ではありません。


「前向きに考えよう」「気合いで乗り越えよう」「落ち込んでいる暇はない」

そう言われても、身体が疲れていれば前向きにはなれません。睡眠不足で、食事も乱れ、運動もせず、ストレスだけが積み重なっている状態で、前向きな判断をしろという方が難しい。


ポジティブは、無理に作るものではない。

整えることで、自然に生まれてくるものだと思います。


朝、少し早く起きる。身体を動かす。自然に触れる。汗をかく。深く呼吸する。スマホから離れる。自分の頭で考える時間を持つ。


そうした小さな積み重ねが、心の余白を作ってくれます。

心に余白があると、人に優しくなれます。未来に対して前向きになれます。難しい課題にも、冷静に向き合えます。


そして、その状態で下す判断は、やはり質が高い。


経営者こそ、自然の中に戻る時間が必要だ

現代の経営者は、常にデジタルの中にいます。

チャット、メール、資料、数値、SNS、ニュース、AIツール、オンライン会議。

便利になった一方で、頭の中は休まりにくくなりました。


特にAI時代は、情報処理のスピードがさらに上がっています。文章も作れる。資料も作れる。コードも書ける。分析もできる。


だからこそ、人間側の判断力がより重要になります。

AIが出した答えを、そのまま信じるのか。どこにリスクがあるのか。何を優先し、何を捨てるのか。短期成果と長期価値をどう両立するのか。


最後に決めるのは人間です。


そして、人間の判断力は、身体と心の状態に大きく左右されます。

だから私は、経営者こそ自然の中に戻る時間が必要だと思っています。

海でもいい。山でもいい。ランニングでもいい。散歩でもいい。ジムでもいい。家族との時間でもいい。


大事なのは、自分の状態を整える習慣を持つことです。


健康な経営者は、会社の未来を明るくする

会社は、経営者の考え方や生き方が反映されます。

どんなに立派なミッションやビジョンを掲げても、日々の判断や行動に一貫性がなければ、組織には伝わりません。


私は、会社を大きくすることも大事だと思っています。売上を伸ばすことも、利益を出すことも、良い仲間と働くことも大事です。


ただ、その前提として、経営者自身が健全であること。


焦りや不安だけで経営しない。他人との比較だけで意思決定しない。短期的な数字だけに飲み込まれない。身体を整え、心を整え、未来を見て判断する。


その積み重ねが、会社の信用になり、組織の強さになり、顧客への価値提供につながると考えています。


私たちTomorrow Futureは、システム開発やベトナムオフショア開発、AI活用、上流工程支援を通じて、お客様の事業づくりを支援しています。


でも、単にシステムを作ることだけが目的ではありません。

お客様が前向きに挑戦できる状態を作ること。新規事業やDXに対する不安を減らすこと。複雑な課題を整理し、正しい判断ができる状態にすること。そして、事業の未来を一緒に明るくしていくこと。


これが、私たちが大切にしている価値です。


朝の波に乗るように、事業も前に進めばいい

サーフィンをしていると、良い波は自分のタイミングだけでは来ないことを実感します。

待つ時間もある。失敗することもある。乗れたと思っても、すぐに崩れることもある。逆に、力を抜いた瞬間に、良い波に乗れることもある。

経営も似ています。


すべてをコントロールすることはできません。市場環境も、顧客の状況も、採用も、資金調達も、技術トレンドも、常に変化します。


だからこそ、自分たちでコントロールできることに集中する。

身体を整える。思考を整える。チームを整える。顧客と向き合う。事業の目的を見失わない。一つひとつの判断の質を上げる。


その積み重ねが、結果として大きな波に乗る力になるのだと思います。

朝のサーフィンは、私にとって経営判断のノイズを消してくれる時間です。


健康的であることは、最強のリスク管理です。そして同時に、未来へ挑戦するための最強の攻めでもあります。


今日も、目の前の波を見極めながら、前に進んでいきたいと思います。

少しでもこの記事が、誰かが前向きになるきっかけになれば嬉しいです。

 
 
 

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